hanayorozu+sizukumachi[flat]
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2006.1.28(sat)→29(sun) 

〜花を物語で味わってみる〜
今回の「FLOWER-LIVE」のテーマはチューリップ。

16世紀、愛らしい色とかたちでヨーロッパ中をとりこにしたチューリップ・・・・・・
歴史、モティーフとする文学作品などをご紹介するとともに花にまつわる物語を朗読。
演奏はアコーディオン。会場は花、小物、絵画作品とチューリップづくし。
花のギャラリーで過ごす静かで美しい刺激あるひととき


FLOWER-LIVE
「お花の新しい味わい方を提案する」ことがテーマのイベント。フラワーショップ&ギャラリー「花よろず」では春夏秋冬それぞれの季節に1回、季節の花を素材に朗読と演奏のライブを開催します。またライブ終了後にはお花を一本の花を美しく飾るためのミニ教室も開催。
■企画:花よろず+しずくまち♭
■制作:しずくまち♭オフィス

Story
Music
■物語・朗読:ナカヤマカズコ ■ご案内:伊藤美紀
■作曲・演奏:光永龍太郎(アコーディオン)

 曲名:Primavera

『赤の花言葉』 

小学五年生のみどりは母親と二人暮し。
「お母さんはいつも窓際で仕事をする。何故かしら」
夕日に染まったお母さんの頬と白いエプロン。
お母さんが見つめていたのは・・・・・・。
やがてみどりは別れた両親の謎と母の秘めたる恋をチューリップの花言葉を通して悟る。
少女の視点から描く不可思議な女心。


『花の見た夢』

孤独な老人が公園の片隅で育てるチューリップ。
花はやがて鮮やかな蝶となって飛び立つ。
そんな蝶に導かれ公園の片隅に集まった人々。
乾いた日常を送る人々が花と一緒に見る儚い夢。
また来年もこの夢を見たい・・・・・・秘密を抱いて彼らは街へ帰る。

『チューリップの王子さま』
彼女の日課は仕事が終わるとビールを買って帰ること。
ある日いつものようにボタンを押すと自動販売機から出てきたのは・・・・・・。
日常に埋没し、やさぐれた女が初めて味わう「夢みたいなロマンス」の世界。
どこにでもいる「彼女」が最後に気付いた真実とは?









FLOWER-ART-SESSION 作品の一部をご紹介します




「花束」大下詠子
eiko-ooshitaフリーのイラストレーターとして雑誌、チラシのカット等を手掛ける一方、絵描き「大下詠子」としても活動中。南の島に触発された作品シリーズ “ Happy life ? ”を中心に1、2年に一回の割合で個展を行っている。



「ちゅうりっぷ」なおことまちこ
はせがわなおこと《はせがわまちこ》のコンビ。2002年頃二人は出会い二人で創作活動を始める。その後KN工房と共同でしずくまち♭の舞台美術をてがけるなどジャンルにこだわらず活動している



春の花箱」江藤由貴子
messege:ガムテープの芯で箱を作りました。普通なら捨ててしまうガムテの芯がこんなにかわいくなることを知っていただけたら、幸いです。


「春告げ鳥」千田菜々子 
大学在学中から、しずくまち♭の衣装、小道具など手掛け始める。その経験を活かし、アートセッション2003にぬいぐるみ作品を出品。以後、ぬいぐるみ作家としての活動を開始。絵描き大下詠子との二人展なども行っている。


※当ページに掲載している文章、画像、楽曲の著作権は、それぞれナカヤマカズコ、大下詠子、光永龍太郎に帰属します。
 許可なく一切の複製・転載を禁じます。